原料費や電気代の高騰・働き手の不足など、製造業を取り巻く問題は山積し、経営に対する不安はより強くなってきています。さらに、持続可能な社会やカーボンニュートラルなど、環境に配慮した経営も求められており、今までの事業運営の方法を見直さねばならないタイミングとなりました。
このような課題に対し、一つの対応策として取り組まれてきたのが "DX" です。
しかし、取り組み始めたは良いものの「うまく推進できていない」「目に見える効果が出ない」など、DXの有効性を感じられていないという声もよくお伺いします。
そこで今回はIoT活用によって「労務費の4億円削減」「電力消費量を26%低減」などを実現した旭鉄工株式会社 代表取締役社長の木村哲也氏を基調講演に、トヨタ自動車株式会社で長年品質管理等に従事してきた株式会社LexxPlussの山脇久嗣氏をパネルセッション迎え、今の製造業DXの最前線について解説するとともに、どう成果に結びつく施策にしていくかをお話いたします。
13:00
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オープニング・ご挨拶株式会社日刊工業新聞社
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13:05~13:35
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基調講演
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13:35~13:55
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パネルセッション株式会社LexxPluss QA Manager 山脇 久嗣 氏
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13:55~14:10
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プレゼンテーション
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14:10~14:15
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クロージング
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開催日時 | 2023年12月12日(火) 13:00-14:15 |
参加費用 | 無料(事前登録制) |
開催場所 | オンライン(Zoomにて配信) |
主催 | 株式会社日刊工業新聞社、株式会社カミナシ |
旭鉄工株式会社/i Smart Technologies株式会社
東京大学大学院修士修了、トヨタ自動車でトヨタ生産方式を学ぶ。2013年旭鉄工(株)に転籍後、自社開発IoTでカイゼン活動を徹底。最近ではカーボンニュートラルを推進し、電力消費量26%減の成果を上げる。2016年IoTによる改善ノウハウを外販するi Smart Technologies(株)設立。
株式会社Lexx Pluss
NECからトヨタ自動車へ転職後10年以上品質業務に携わる。退職後、外資系マネージャー、複数のスタートアップを経験。2023年より現職。トヨタでのものづくり経験を活かし品質のしくみづくりを推進してきた。
株式会社カミナシ
新卒で帝人ファーマ株式会社へ入社し、医薬品事業においてMRとして5年間従事。2015年株式会社エス・エム・エス入社後、介護業界向けの教育関連の新規事業で拠点責任者を担当。2020年株式会社カミナシに入社し、セールス部門の立ち上げを経て現在はセールス部 部長として現場DX・カイゼンに対する提案を行う。
株式会社日刊工業新聞社
1992年日刊工業新聞社入社、北東京支局に配属。化学品、半導体、電機業界など担当記者を歴任後、編集デスクとなり大阪支社デスクも経験。千葉支局長、第二産業部長を経てデジタルメディア局、編集局の局次長を兼任。2022年4月よりデジタルメディア局局長。